投稿日:2016-06-09 Thu
そろりそろりとエゾカンゾウ前線が日本海側を北上中です。というわけで、毎年恒例カンゾウチェックツアーへ
サロベツも久しぶりです。
うっすらとですが利尻も見えていました。

サロベツ湿原センターで今一番のお勧めは
やっぱりタテヤマリンドウですね。
次々に開花してきていまして、本当にきれいで可憐な状態です。

で、コツマトリソウが開花を始めていました。
まだ湿原センター発行の花だよりにも載っていないので、まさに開花したてだったのかな~

あと目立っていたのがイソツツジ
終わった花もあれば、これからのもいます。

木道の陰にはこっそりとショウジョウバカマも
危うく見落とすところだった(笑)

そろそろ終わりが近づいているのがマイヅルソウ
写真のようなきれいな状態もまだまだ探せばたくさんあります。

ホロムイイチゴも終盤戦ですが、写真のような開花したてもあったりします。
蕾開く瞬間はかわいいんだよね、この花は

目につき出しているのがワタスゲとサギスゲ
違いを確認してみるのも楽しいかも

木道終点付近にこっそりと咲いていたのがオオアマドコロ
これは目線が高いと見落とします。
葉っぱに隠れてますからね~
頑張って探してみてください。

開花し始めていたコバイケイソウ
まだまだ蕾が多かったんですが、これも開花したてはかなりきれいです。

さて・・・・・本題(笑)
エゾカンゾウですが、今の時点では例年並みな感じの蕾の成長具合かな~

海岸線は現在一分~二分咲なんですが、まだ蕾にすらなっていない株がたくさんありますので、このあとどう進展するかが、もう少ししないとわかりません。
2011年の30年に一度級にまではならないかと思いますが、2014年の10年に一度級レベルになるか例年並みの開花になるかは週明けぐらいで判明するかと思います。少なくとも、今の状況でははずれにはならないかな(笑)
106号海岸線の満開、ピークの予測は、現時点では、6月18日~25日の間ぐらいにくるんじゃないかな~~~~~~~~~と予測しています。
で、一方、内陸のサロベツ湿原ですが、
現状は下記の写真のようにまだ本当に開花したてで、蕾の数もよそくしずらい段階です。
ただ、心配していた6月初旬の激寒期間にも、幸いにして霜が降りなかったようなので、この後順調に推移してくれるのではないかなと期待しております。

湿原でのピークは今の状態から判断すると、6月下旬から7月上旬ぐらいになるんではないかな~
とりあえず、来週頭に再度チェックに行ってきますので、それでだいたい今年の予測はかくていできるのではないかと思っています。
今後の順調な天候に期待したいですね。
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